光る剣リベンジ~日輪刀 作製記~

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作り始めの動機

2019年末に作成した『マスターソード風ソード』ですが、一応形には成りました…

しかしわざわざ刀身にPETシートを挟み込み、更に柄にライトを仕込めるようにしたにも関わらず『刀身(or縁)を光らせる』ことは出来ませんでした。

何とも不完全燃焼だった為『光る剣』をリベンジしたい…
でもまたマスターソードを作るのは飽きが来る…

ということで当時(2020年初旬)絶賛流行っていた『鬼滅の刃』の日輪刀を作ってみる事にしました。

アニメを見ましたが、刀身が『薄ぼんやり色づいている』感じなので発光具合もそこまで強い必要は無く、且つパーツ数もマスターソードより少ないだろうという見込みが立ったので…

作製から完成までの簡単な纏め

マスターソード風ソードの時と同様に作製するにも設計図は無いので、図面起こしから。

といっても鍔や刀身の形が普通の日本刀とは違うだけなので、”たまたま”家にあった模造刀を元に図面を引きました。

尚、作成した日輪刀のモチーフですが、色味以外はオーソドックスな日本刀に最も近い(と思われる)主人公 炭治郎の日輪刀です。

鍔はネットに落ちている画像と模造刀の鍔からサイズを計算して切り出し、その他の刀身などは模造刀をコピーといった感じで作ったものが↓(+発光)になります。

刀身部分はPET 1.0㎜シートの積層接着で6.0㎜厚、長さは約75cm。

鍔は木製、7cm×8cmの楕円形に近い形状+自転車タイヤのスポークの様に中抜きしています。

柄も木製ですが、一部寸法の調整などで余ったPETシートを貼り込んだりしています。

主な使用工作器具ははさみ、カッター、紙やすり、彫刻刀、ピンバイスといった所。

刀身はシルバーとつや消しブラック、鍔と柄部分はつや消しブラックと一部シルバーで塗装。
(柄の赤色部分は塗装が面倒だったので赤色の折り紙の上から柄巻きしています)

刀身部分は内部が空洞になっておりそこに光ファイバーを通しているので、暗い環境下ならば光って見えます。

総製作期間は1か月ちょっと、総費用は4,000円いかない位でしょうか。
(マスターソード風ソードで余ったスプレーや素材を流用したのでちょっと安上がりでした)

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作り終えての感想

刀身を光らせる、というのは簡単そうに見えて案外難しいという事が分かりました。

というのも日本刀はマスターソードのような直剣とは異なり『反り』があるからか、柄部分から出た光が刀身が中空でも切っ先まで到達しませんでした。

途中で拡散しきっているのか、元々の光源が弱いのか、単純にライトを仕込むだけでは中々上手くいかない様です。

今回は苦肉の策で光ファイバーを使いましたが、もうちょっといい方法がありそうな気がします。

また、モデルにした模造刀の刀身厚みが7~8mmで、材料量が途中不足しそう+設計図的に奇数ではやりにくいので6mm厚にしましたのも改善点です。

というのもこの投信はボディーブレード位の硬さ・コシなので、振るとちょっと曲がり過ぎてしまうのが『コレジャナイ感』を出しています。

厚みをもう少し増やすか、もうちょっと手間をかけて設計すれば改善できそうですが…

逆に良い経験というか知見としては、PET積層で最も懸念していた『気泡』は、刀身をやすり掛けして『サンドブラスト風(曇りガラスの様な感じ)』にすることである程度誤魔化せそうです。

次は材料もまだ余っているので日輪刀リベンジで他の日輪刀を作ろうか、とも考えています…

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製作過程備忘録

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