雑学・用語解説12(アリエナクナイ科学ノ教科書)

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目次

  1. アポトーシス
  2. 幽霊は時速約620kmですっ飛んでくる可能性がある
  3. ビーム or レーザー的な刀剣でチャンバラ
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1. アポトーシス

生物にプログラミングされた細胞死のこと。一方、事故的な細胞死(感染や損傷等)は『ネクローシス(necrosis)』と呼ばれます。

本書で採り上げられている『p53遺伝子』は『自滅遺伝子』とも呼ばれ、このアポトーシスに大きく関与しています。

細胞死といっても分別なく死ぬのではなく『DNAにダメージを負った状態で細胞分裂する』など、そのままでは生体に悪影響を及ぼす可能性がある場合に起こる。

DNAに損傷があったまま細胞分裂(≒損傷DNAのまま増える)すると、もしかしたらがん細胞に変貌するかもしれないという事で細胞死が起きていくわけです。

今回はヴァンパイアに当て嵌めて考えている為…

日光に当たるとDNAが損傷しやすい≒p53遺伝子のスイッチが押されやすい、つまりヴァンパイアは日光に当たるとアポトーシスが急激に進行して灰になる、のかもしれません。

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2. 幽霊は時速約620kmですっ飛んでくる可能性がある

『幽霊に押されて階段から落ちた』的なシチュエーションがを実現するために必要な速度。

詳しくは本書を拝読して頂きたいが、ざっくり条件を述べると…

  1. 幽霊は”物理的に”実在する、と仮定
  2. 人の体積を40Lと仮定し、幽霊も同じくらいの大きさとする
  3. これでフワフワ浮いているならば空気よりも軽いはず(ここでは空気の80%程度の重さとする)
  4. という事は幽霊の重さは32g位であり、この重さでヒト(60kg)をよろめかせるには…

で、諸々計算すると時速約620kmは必要となる、らしい。

確かに心霊番組の再現ドラマで”幽霊が迫ってくる”的な描写は多々あり、体験者はそれを避けれていない。

確かにこれだけの速度が出ていれば視認した瞬間にぶつかってそうである。

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3. ビーム or レーザー的な刀剣でチャンバラ

和洋問わずSF系作品で見られる構図ですが、再現するのは至難の業。

ビームは『粒子が揃って、平行な状態のまま真っすぐに流れているもの』で、レーザーは『ビームの1種』であると言えます。

何れにしろこういったもので刀身が出来ているならば鍔迫り合いなどは出来ず、すりぬけてバッサリといった事に。

その為、作品によっては刀身が干渉しあう何らかの理由付けがあります。

例えば『機動戦士ガンダム』のビームサーベルならば、『ビームサーベルの刀身部分を形成している力場同士が干渉しあう』のでビームサーベル同士で鍔迫り合いが出来るとされています。

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